麺屋 翔 みなと@新宿区【新宿駅】
麺 ★★★★★☆/菅野製麺 中細ストレート
スープ★★★★★☆/塩、鯛、鶏
総合 ★★★★★★☆
オーダー:真鯛の特製塩らーめん
本日は新宿駅西口の高層ビル街のシンボルでもある野村ビルの地下にある、麺屋翔みなとに初訪問です!
麺屋翔といえば、近くの西新宿に本店があり、塩らーめんで超一世を風靡した伝説のお店。
今でこそ丸鶏を使ったラーメンは、トレンドの一つになりましたが、ワタクシは麺屋翔が先駆けではないかと思っているほど、かなり早い段階で人気を集めました。
ラーメン雑誌には必ず載っていたほどの名店。
その麺屋翔が2018年にオープンしたお店です。
本店が鶏なら、麺屋翔みなとは魚をコンセプトとしているようで、オープン時から気になっていましたが、結局5年の月日が経ってしまいました。
野村ビルの地下2階に入ると、かなり横長の開放感がある広々としたカウンター。
あまり塩は食べない私ですが、迷わずオススメの真鯛の特性塩らーめんを券売機で購入。
日曜日の14時頃の入店だったので、先客1後客1でした。
やはりこのエリアはビジネス街なので、平日勝負なんでしょうね。
そして、しばらくして真鯛の特性塩らーめんとご対麺!
大迫力でもはや貫禄あるビジュアル。
チャーシュー達で丼を覆い尽くしていますが、隙間からは輝き放った透き通った塩スープが顔を覗かせます。
スープはサラサラな塩清湯スープ。
ベースは当然、真鯛。さらに鶏で丁寧に作られています。
鯛の出汁は前面に出そうとすると臭みが出たり、逆に臭みを抑えようとすると鯛の主張が小さくて全く鯛感を出すことができなかったり、すごく難しい食材です。
しかし、こちらのスープは臭みがないのに鯛をしっかりと感じるかなりハイスペックなスープ。
極狭なスウィートスポットを、すごく絶妙なポイントを抑えて仕上げたスープという印象。
スープに浮かぶ油も鯛を抽出したものと思われます。
麺は菅野製麺の中細くらいのストレートタイプ。
羅臼昆布の塩をブレンドしているとか。
小麦の香りも感じれて、ハリもあってこのスープにすごく合っていると思います。
チャーシューは豚チャーシュー、鶏チャーシュー、レアチャーシュー、肉団子と豪勢。
どれも食感やはぎれ、旨みなど全てレベル高かったですね。
最近は完飲を控えているワタクシですが、最後まで美味しく頂きました。
一言でいうなら、さすが麺屋翔という感じです。名店が鯛を扱うと、やはりハイスペックな一杯になるんだなと実感。
店内は明るく開放感ある店内は、何となくカフェっぽくオシャレなので、女性1人でも全く問題なく食事できると思います。
金額が他のお店に比べると少々高いように思えますが、野村ビルに店を構えるということは並大抵のことではないと思うので、妥当かなと個人的には思います。
その変えられない固定費が故に、一杯の単価は上がっても、その単価に見合うためにブラッシュアップして最高の一杯を追い求めている姿はまさに企業努力。
これはつけ麺など他のメニューも食べたくなります。
ごちそうさまでした。