麺従腹背

らぁ麺 吉井@中央区【勝どき駅】

(公開: 2023年09月12日)

麺  ★★★★☆☆/全粒粉細ストレート

スープ★★★★★★/鴨・醤油

総合 ★★★★★☆☆

オーダー:特製鴨だしらぁ麺

 

本日は東京の中枢、中央区でラーメンを食べにきました。

 

最寄りは都営大江戸線の勝どき駅。隣の月島は下町香る町ですが勝ちどきは高層マンションが立ち並ぶ発展目覚ましい大都会になりました。

 

そんな勝どきの駅の前にある、勝どきサンスクウェアというちょっとしたモールに今日訪問した吉井はあります。

 

鴨だしのラーメンが食べれるということで、期待しつつ昼時に訪問。

13時半頃に到着しましたが、満席のため外の席で待ちます。

和のテイスト満載の外観。

 

10分ほど待つと、やっと入店!

入り口には券売機があり、味玉鴨だしらぁ麺1050円を今回は購入です。

 

鴨出汁のラーメンは巣鴨の鴨to葱以来でしょうか。久々のご対麺を待ちます。

 

店内は和のテイストでカウンターのみ。

どことなく寿司屋のような、小料理屋のような雰囲気です。

 

勢力拡大中のカンパニーによるお店かと思いましたが、調べたら全く別物。

 

この後用事がなければ、間違いなく吉井丼もオーダーしていました。

 

そして、待つことしばし。味玉鴨だしらぁ麺とご対麺!

麺男 dism
麺男 dism

お店の雰囲気とマッチした和のビジュアル。綺麗な麺線と整ったトッピング達を目にして、ハイレベルを確信しました。

クリアな清湯スープは、国産鴨のガラがベースになっています。

鴨感がしっかりとしていて、さらに醤油のキレと芳醇さも感じます。

 

鴨出汁のラーメンを食べたことがない人でも、鴨ってこんな味なんだとハッキリ分かるほど、鴨の旨みを感じます。

 

やはり想像通りハイレベルなスープです。

麺は全粒粉の細ストレート。

博多ラーメンくらい細い麺を使用しています。

 

それでもしっかり小麦が主張してきて、上品かつ存在感がスープと絶妙なバランスを保っているように思えます。

 

細いのに力強さもある食感で、なんか独特。

 

麺が細いことによって啜りやすく、啜るたびに鴨の香りが入り込んでくるので、計算された麺の細さなんだと勝手に認識。

鴨肉!ご対麺時はレアでしたが、スープの熱でレアではなくなりました。

それでも適度な弾力、味、旨み共に文句なしの仕上がり。

 

鴨の味がしっかりしていて、蕎麦屋などで食べる鴨南蛮に比べても鴨の味が強いです。そして、肉が分厚めなので食べ応えもあります。

 

焼きネギもトッピングされていて、甘く美味しかった。

やはり日本は鴨と葱はセットなんですね。

ラストは味玉。

マキシマムこい卵を使用とのこと。

黄身の色も味も濃くて、トッピング一つ一つの細部にまでこだわりを感じます。

 

マキシマムこい卵というと、やはり勢力拡大中のカンパニーと同じです。

 

替玉もあったので考えましたが、今回は完飲完食にて終了です。

 

ラーメンのレベル、店の雰囲気など想像通り、いや想像を超えて満足でした。

 

トリュフオイルの香りがする塩スープも、吉井丼も非常に気になります。

 

久しぶりの中央区でのラーメンでした。

ごちそうさまでした。