らーめん堂 仙台っ子利府店@宮城県利府町
麺 ★★★★★☆/自家製麺 中太ウェーブ
スープ★★★☆☆☆/豚骨 醤油
総合 ★★★★☆☆☆
オーダー:仙台っ子ラーメン+ライス
今日は宮城県の利府インター近くにある仙台の心の味でもある、仙台っ子に訪問です。昔は仙台で飲んだ後などに、仙台駅前店や国分町店で食べてました。
こちらも12年以上ぶりの訪問となります。
仙台っ子は県内でチェーン化していて、何店舗も存在します。しかし、直営店は6店舗。この利府店も直営店のため、雪が燦々と降りしきる中訪問しました。
入店はピーク帯を外して16時頃。大家族1グループと、2名のご夫婦が先客。
利府店はファミリー層向けでもあるので、カウンターもありますが、かなりテーブル的が多いです。全ての6人掛け以上の大きいテーブルです。
考えたらこの利府店は20年ぶりくらいの訪問かもしれません。
時が経つというのは恐ろしい・・(T . T)
今日はスタンダードに仙台っこラーメン690円をオーダー。ライスは無料なのでお願いしました。
味の好みを選べますが、普通でお願いしました。
ラーメンのメニューがシンプルなのは今も昔も変わらず。むしろ、料金も変わってないかな。昔、仙台っ子ラーメンは少しだけ高めの部類だったような気がしますが、時代は流れ一杯690円は安い部類になりましたね。
そして仙台人の心の故郷、仙台っ子ラーメンとご対麺!
海苔、ほうれん草、そして白濁した豚骨醤油。ビジュアルはまさに家系を彷彿させます!
スープは豚骨ベースですが、かなりライトです。仙台っ子のラーメンはもっと豚骨が強かった気がしましたが、10年経ち、東京で色々な濃厚系を食べたことで、自分の味覚が変わった可能性があります。
考えれば、番人受けするスタイルなので、間違いなくお子さんにも抵抗感が少なくて良いかもしれませんね。現にワタクシも小さい時に食べた味を求めて、大人になって食べに来ているわけですから。
そう考えるとお店が長く愛される秘訣って、こういうところにあるのかと思ったり。
このスタンスなら、油多めの味濃いめの方が今のワタクシにはフィットしそうです。
2日間豚ガラを煮込んで作っているようで、チェーン化しても一から店舗で作っているのは好印象。
店舗によって微妙に味が違うのも仙台っ子の魅力の一つ。
麺はスクエアタイプの中太ウェーブタイプ。
この麺はかなり良いですねー。加水率は中くらいかな。モッチリしながらも小麦の感じもあって、酒井製麺かと本当に一瞬思いました。
個人的には完全にこの麺はヒットしましたが、仙台っ子ってこんな麺だったかな?
流石に12年以上前の記憶なので、全く麺の記憶は残っていません。
ちなみに利府店は自家製麺になります。仙台っ子は店舗によって麺が違い、自家製麺か仙台にあるマツダ製麺という製麺所の麺かで分かれています。
味にパンチが欲しかったので、卓上の豆板醤とニンニクを早めに投入します!
ピリッとしつつ、ニンニクのジャンクな感じが、国分町で飲んだ後に食べた昔懐かしの味を思い出しました。
やはり仙台っ子ラーメンにはこのカスタマイズが最高に合います。
ライスは一応、宮城県産のひとめぼれ。
チャーシューをライスオンして、スープをかけてかき込みます。
ジューシーかつ、適度な噛み応えのチャーシューで美味しいです。
海苔はクタッとしてしまい、ライスを巻くことができませんでした。しかし、豚骨スープとライスの相性はやはり抜群です。
割と麺量がありますが、思い出に浸る前にサクッと完食!!
寒波によって震える気温でしたが、濃厚めな豚骨スープで身体が温まりました。
ごちそうさまでした!
仙台っ子ラーメンは一部で仙台で独自に進化した家系とも言われています。
ワタクシは家系ラーメンという言葉さえ、10年前に東京に行ってから初めて知りましたし、小学生の時から当たり前のようにこのラーメンを食べてきました。
家系ラーメンとしてみると、その味には確かに賛否両論があるかもしれません。
しかしワタクシの中では家系とか、ジャンルは特に問題ではなく仙台っ子ラーメンという食べ物なのである。
長い間、仙台に根付いたお店になったのは仙台っ子が仙台っ子としてあったから故だと思っている。