麺従腹背

らーめん かいじ利府店@宮城県利府町

(公開: 2021年12月31日)

麺  ★★★★★★/自家製麺 中太ストレート

スープ★★★★★☆/豚骨 醤油

総合 ★★★★★★★

オーダー:かいじの濃厚らーめん 中盛

 

今日は実家に帰省のため、らーめん かいじに初訪問です。2018年にオープンしたようです。

かいじといえば、名店の麺屋とがしグループのお店。10〜11年くらい前に泉中央店に行った以来、とがしグループのラーメンは食べていません。

その名店が自分の思い出のラーメン屋、ラーメンショップの隣にオープンしているので驚きました。

 

それにしても、利府という小さな町。人口3万人くらいですが、イオンモールができたこともあり、ラーメン店の数が半端ないです。

もともとこの界隈には有名なお店がありましたが、仙台の中でも有名なお店がさらに続々とオープンしているようです。

 

到着は11時40分でしたが、既に11人くらい待ちになっています。

ひとまず、券売機でかいじの濃厚らーめんをオーダーです。いわゆる、他店の特製ですね。

料金は950円なのでお得だと思います。

 

外で待っていると店員さんが食券を回収しにきます。その際に麺量も聞かれます。並、中、大盛りが無料とのこと。

並盛150g、中盛は200g、大盛250gで同一料金。今回は控えめに中盛でオーダーです。

 

10分くらいでカウンターに案内されて、角地をゲット。

卓上のカスタマイズアイテムが多い!油そばや二郎系も提供しているので、各々のラーメンに合わせてカスタマイズできるよう、充実しています。

 

そして、着席してから5分くらいでスピードご対麺です!

麺男 dism
麺男 dism

丼の中を覆い尽くす豪華なトッピング。濃厚なスープが隙間から顔を覗かせます。

スープは豚骨ベースでトロミのある白湯タイプ。濃厚ですがあまり攻撃的ではなく、マイルドで飲みやすいです。それでも、普通の豚骨ラーメンに比べたらかなり濃厚な方だと思いますが。

麺は中太のストレートで自家製麺。エッジの効いたスクエアタイプで、モッチリとした食感が特徴。

この麺、かなり美味しいです。濃厚スープに劣らないほどのインパクトがあり、滑らかですすり心地も気持ちが良いです。

バラチャーシューは分厚めで、程よく脂が乗っていて柔らかめ。個人的には濃厚なスープにこの脂はちょっとクドいかな。味もかなりしっかりと付いていました。

鶏チャーシューは小ぶりながら、しっとりとした食感。この淡白な感じが濃厚スープと丁度良くマッチしています。

そして味玉!トロッとした半熟具合で甘味もあり、良いですね。

全ての具材がレベル高く、これだけの大きな箱でお客さんを回転させながらも、一杯に対する丁寧さがしっかり伝わります。

その他トッピングとしては、海苔2枚。これは、家系スタイルでスープに浸してご飯に巻いて食べたいくらい。

ネギは2種類、メンマ、岩のりが豪華に彩ります。

岩のりは全体に磯感を出してくれるので、濃厚スープを最後まで飽きさせない必須アイテムです。

途中、卓上の刻みニンニクとブラックペッパーを投入。

ジャンクな感じが出て、パンチあるスープになります。少しだけ二郎系のようなテイストになって良い感じです!

 

中盛でしたが、あっさりと完食してしまいました。

 

宮城を代表する麺屋とがしのグループだけあって、ハイスペックでした。10年以上前に食べた時よりも、はるかに美味しかったです。

 

場所柄、ファミリー層も多く広々とした店内でテーブル席も充実しています。誰がきても快適に食事が楽しめそうです。そして、店員さんの接客も素晴らしいの一言です。

 

海老つけ麺も非常に気になるところ。限定麺もあるようなので、家の近くにあれば狙って行けるのに少々残念です。

気持ちの良い接客に心もお腹も満足してお店を後にしました。

 

ごちそうさまでした。

麺男 dism
麺男 dism

麺屋とがし創設者、冨樫さんは東京のレジェンド、麺屋武蔵出身とのこと。ワタクシの大好きな武蔵のDNAが、宮城の名店ということで感動です!