麺従腹背

五丁目煮干し@中野区中野

(公開: 2015年03月30日)
今日のランチは質素に立ち食いそばかな。
中野駅南口の会社から、北口の駅前の立ち食いそばまで歩く。
しかし、その途中にはさいころ、花月、鈴蘭、大勝軒、武道家、秀。
様々ならーめん屋の誘惑を切り抜ける必要がある。
これが何よりも一苦労なのである。
店の前を通るたびに、それぞれいい香りを店外にまで放っている。
今日は立ちそばを食べるという目的を完遂するまでは、私は負けるわけにはいかない。
そりゃ、人生だし。
色んなことがあるよ。真面目だけでは生きていけない。
北口に着くまでに、いっそらーめんじゃなくて手軽にマックでもいいかなとか、むしろコンビニでもよくね?とか。
今まで、失敗ばかりの私。
こんな人生って、思った時もあった。
でも、今日の私は勝ったのだ。
無事に北口に辿り着いたのだ。
振り返れば、山あり谷ありだったさ。
そんなのも、いい思い出かな。
きっと今から、そう思えるはず。
・・・・!?
立ちそばなのに、めっちゃ並んでますやん!
緊張の糸は切れ気づけば北口のらーめん屋を探しに彷徨っていた。
って、ことで今日は五丁目煮干しさんへ。
前にも一度訪問済み。
前回はらーめん食べたから、今日は珍しくつけ麺にした。
控えめに中盛りで。
中盛りは300gです。
つけ麺って、最近食べなくなった。
失礼な話だけど、どうしても似たり寄ったりの味が多いからだ。
王道の魚介豚骨系。
自分の素人の舌からすると、差があまり分からなくなってきたのだ。
そんなこんなで、つけ麺登場。

 

見た目は王道にキャベツが乗っかってるくらいかな。
まぁ、つけ麺なんてどこも似た味だし、今後ハマることはないだろう。
とりあえず、つけ汁を少し飲んでみた
!!!
もう一口
!!!!!!!!!
大盛りじゃなく、中盛りにしたことを激しく後悔。
この二口で、いったい何匹の煮干さんがじぶんの口の中で泳いだんだろうか?
めんは白っぽく水々しいツルっと太麺。
はたしてスープとのバランスは?
うん!!
二人は結婚してます!夫婦です。
このキャベツの意味は?
つけ汁につけて食べてみる。
なるほど、頑固親父(つけ汁)も可愛がる長男坊かな。
濃厚かつ、煮干しガツンのつけ汁が、このキャベツのフレッシュさというか、水々しさがうまく中和している。
さっぱり食べれる感じ。
そして、チャーシューがかなり自分好み。
歯ごたえあって脂身がなし。
この濃厚スープにはトロッとチャーシューだとどうしても重たくしつこくなるけど、うまくバランスをとったチョイス。
ここのつけ麺、絶対また食べに来るわ。
久々にこれだっ!ってつけ麺に会いました。
有難うございました。
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