麺従腹背

武蔵家 中野本店@中野区【新中野駅】

(公開: 2024年02月24日)

家系ラーメンで一大勢力を誇っている武蔵家。

暖簾分けされたお店や、武蔵家で修行して独立したお店は、すぐ話題となり行列ができるほど。

家系が好きな方なら、間違いなく一度は武蔵家がルーツのラーメンを食べていると思われます。

そんな家系ラーメンを牽引する武蔵家の本店が中野区にあります。

青梅街道沿いで電車の場合は丸の内線の新中野駅。

本店には4年半ぶりくらいでしょうか。

前回は真夏の猛暑の中に行って塩分補給をした記憶があります。

入店はピーク帯をズラした15時半頃。

並ばずに入店できましたが、店内は常に満席状態。

入り口左手の券売機にて購入。

武蔵家はライスが無料!この時代に超本格的な家系ラーメンのお店で、ライス無料は企業努力でしかない。

感謝です。

コールは麺固めでお願いしました。

暖簾分け、独立含めて多くの武蔵家DNAのラーメン店で食べているワタクシにとって、これはまさに心の味。

だいたいライスが無料で、きゅうりの漬物が無料で置いてあったら武蔵家から独立したお店です。

スープはガッツリとした豚骨。

醤油よりも豚骨がガツンとくるタイプ。

やはり美味しい。

何度食べても美味しいのです。それが武蔵家のラーメン。

麺は酒井製麺の中細くらい。

小麦の香りがとても豊かで、モッチリ。

濃厚なスープにすごく合います。

武蔵家DNAのラーメン店で食べると、いつも酒井製麺がすごく美味しく感じます。

ほうれん草とライス、チャーシューとライス、海苔とライス、そしてスープとライス。

家系とは完璧で万能な食べ物。

途中、豆板醤とニンニクで味変をすると、パンチが効いて食欲が進みます。

しかし、幸せな時間とはいつだって短い物。

名残惜しくも完食。

武蔵家の総本山ですが、店員さんの対応がいつも丁寧で、子供を連れて行っても安心できるようなお店。

その人間力によって、一層ラーメンが美味しく染み渡ります。

前回は真夏に塩分補給を兼ねて食べましたが、まだ寒さが残る冬に食べた今回は、心も身体も温まりました。