麺従腹背

赤のれん@熊本県熊本市

(公開: 2024年02月10日)

熊本に出張で初上陸しました。

熊本といえば馬刺し、太平燕、そして熊本ラーメン!

熊本城あたりが繁華街となっており、熊本の夜を堪能。

たらふくお酒を飲んだ後は、罪悪感というスパイスが効いた締めのラーメンです。

地元の方に聞いたら赤のれんが美味しいと聞きました。

アーケード内にあり、飲んだ後にはアクセス抜群の立地。

入店は深夜2時頃。後日調べたら17時〜朝4時の営業スタイル。

完全にノーマークのお店で、やや不安がありましたが、看板には元祖熊本ラーメンの文字。

店内は屋台のようで、活気とノスタルジックさが融合しています。

壁に貼られたメニュー、赤いテーブル。

町中華のような、ほっとする空間。そして深夜という罪悪感と、初の熊本という高揚感。

これは良い予感!これ絶対うまいやつ。

ラーメンをデフォルトでオーダーしました。

ご夫婦でやっていらっしゃるのかな。

深夜にも関わらず、お客さんが多い。

地元の方に愛されているお店は間違いないです。

そして、待つことしばし。

初の熊本ラーメンとなる、赤のれんのラーメンとご対麺!

身体中に染み渡るスープ。

白濁した豚骨ベースのスープは、コッテリと見せかけて、あっさり。

あっさりと言うよりは、しっかりとした出汁にも関わらず、全くしつこくないという表現が正しいかもしれません。

豚骨の臭みも無く、食べやすい。

締めのラーメンには最強となるスープです。

ニンニクが効いているのもポイント。

麺は博多より太めの中細くらいのストレート。

熊本ラーメンの定番となる麺は、食べ応えあって個人的には◯。

スープとの相性が良いですね。

サラサラのスープですが、加水率低めなので麺によく絡んできます。

トッピングはチャーシュー、ゆで卵、青ネギ、キクラゲ、海苔。

深夜にも関わらず、完食完飲を達成しました。

むしろ、大盛りにしたかったと後悔するくらい、全く重たく無い一杯でした。

調べたところ、赤のれんは創業が昭和46年!

老舗のラーメン店でした。

看板の元祖とは本当だったのか。

ラーメンが美味しいだけでなく、雰囲気もよく、人も良く、素晴らしい時間を提供頂きました。

ごちそうさまでした。